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真犯人(2)

 では、東電をはじめとする、既得権益の人たちの成功体験とは何かといえば、もちろん「 高度成長 」です。この「 高度成長 」が何によって成されたか、、、といえば、「 日本人の勤勉さ 」といいたい所ですが、我輩の考えでは、それは一要素に過ぎません。おそらく、これを担保した最大のものは「 アメリカの軍事力 」です。我輩は、幸か不幸かそんな位置にいないので伝聞ですが、ハイエンドなビジネスの世界は、結局のところ「 」だということです(特に国際関係)。そしてこの「 」が「 アメリカの軍事力 」なのですが、本質的には「 」なのでしょう。だから「 原子力 」は、

日本の未来ため 」に手放しちゃだめだ。そのためには、どんなウソも許される

、、、と思っているのではないかと思います。

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 即ち、彼らの前提にあるものは「 核武装できないから原子力 」です。表向きはエネルギーで、本音は「 核武装 」、あわよくばアメリカにぶっ放してやる、、、などに絶妙にバランスしていたのが、おそらく「 高度成長期 」、彼らの「 成功体験 」だからです。従って「 核武装 」すれば、彼らがウソをつく必要もなくなるわけで、もちろんあのように過度な原発も必要なくなります。仮にその上で、まだウソをつくようなら、「 私利私欲のために! 」と初めて非難してもいいんじゃないかと思います。それまでは判断を保留してもいい。しかし、この考えは、おそらく福島周辺の多くの命の犠牲の上になりたつものです。そして私達が選択しているのは、革命なり維新なりが起こらない以上、結局のところ何をしようがこちらです。多かれ少なかれ、私達は「 福島周辺の多くの命の犠牲 」を容認していることになると思います。

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 もちろん、この吉本の芸人さんや、その他、フリーのジャーナリスト達の行為は敬服に値しますが、何もしない我輩も含めて、

この期に及んで何を悠長な

に他なりません。ちょうど、黒船によってもたらされたコレラが蔓延、金が流出しインフレ&末端の民衆が困窮、国力を削ぐような幕府の政策、、、、このような緊急事態でなお、武力討伐を否定し、理想を語る「 坂本龍馬 」に対して、

この期に及んで何を悠長な

などと、彼を暗殺したであろう、誰かが思ったのと同じように。

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 そういった意味では、私達は「 坂本龍馬の怨霊 」を成仏させる時代に生きていると言えます。昨年の大河の主人公だったのは、象徴的な出来事かもしれません。次に日本に大きな変革があるとすれば、20年後でしょう。すなわち、福島周辺の子供達になんらかの異常が予想される時期であり、「 坂本龍馬の怨霊 」が、

俺は間違っていたのかもしれない、、、

などと悟り、成仏する時です。もちろん、放射能が人体に及ぼす影響に関しては不確定要素が多いようなので、なにも起こらなければ、何も起こらないとは思いますが、仮に何かおこれば、たとえ「 龍馬が成仏 」しても、また「 誰かが怨霊化 」する。そしておそらくは、その怨霊化するであろう誰かが、

坂本龍馬 」を暗殺した真犯人だろうと思う。

(2011年09月12日)

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